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2015年08月26日

体の感覚がなく



エビーは命がけの仕事をしている、しかも時間がない、バカな男とつきあっている暇などないだけだ、と、自分を納得させた
今井は名もない古びたお寺や寺院をめぐるのが好きだった。
 今日も車をあてもなく走らせていた。
 山あいの細い道を進むと、古い鳥居が見えてきた、鎮守があるのだろう。
 今井は車を駐め、鳥居につながる古い石段を登っていった。
 天気はよく風が気持ちいい、石段を登りき英語大使推廣計劃ると古い古い祠があった、苔むしていて、かなり痛んでいるが奇麗に掃除されている。
 今井はこんな場所が大好きだった。
 三方を山に囲まれていて、急な崖の途中に作られたような祠だ。
 横に岩が置いてあって、岩の正面には『封印』と真っ黒な太い文字で書いてあった。
「なんだろう」
 そう思って触ってみた、ちょうど『封印』の文字が隠れてしまう場所を触ってしまった。
 岩がぐらっと動いた、動くような岩ではないのに。
 一瞬びっくりしたが、それ以上は動かない、岩の下に穴が空いている。
 今井はその穴を覗き込んだ。

 手が出てきて、今井の手をつかんだ。
 今井は悲鳴をあげ、必死に手を振り切ろうとした、しかし、手はすごい力で今井をつかんで離さない。
 穴の中には女がいて、彼女は今井の手をつか英語大使推廣計劃んだまま穴から出てきた。赤い不思議な着物のようなものを着ている。
 今井は必死で逃げようとしたが逃げられない。
「私は妖怪なの、悪いけど魂をもらうね」
 女がにらむと、自分の口から霧のようなものが出てきた、それが、女の口へ入っていく。
 意識が薄くなってきた。なって体が宙に浮いたような感じだ。目も見えない。
 必死に抵抗した。どこかに吸い込まれていく。吸い込まれてなるものかとがんばった。
「おとなしくしろ」
 どこかで女の声がする。
 おとなしくなんかできるか
 意識が吸い込まれそうな感じがするのを、必死でこらえた。
「おとなしくしろと言うに」
 女の声
 体の感覚がなく目も見えない、意識が薄くなりそうなのを必死でこらえる。
「いかん、こちらがもたん。おまえ法力を持っているのか」
 女の声
 今井は必死でがんばった。
「いかん、いかん、私が死んでしまう」
 女は今井の抵抗で困っているらしい、今井は有ら英語大使推廣計劃ん限りの力で抵抗した。
 徐々に、吸い込む力が弱くなった。
「やめろ、やめてくれ。殺さないでくれ」
 女の声は悲鳴に近くなった。
 しかし、今井はありったけの意識を集中して頑張る。
「ぎゃー」
 女が悲鳴をあげた。  


Posted by 不再為彼此落淚 at 12:14Comments(0)